ラズパイにJava17をインストールする マイクラ1.18対応

Linux

マイクラ1.18のサーバーで遊ぶためにJava17をインストールしたいけど

やり方が分からない…

今回はそんな疑問のお答えします。

Minecraft1.17や1.18はJava16やJava17とバージョンが上がってきているので困っている方も多いと思います。

また、ラズパイではWindowsとは違ってインストール方法が難しいので、今回は初心者の方にも分かりやすいように解説します。

環境

動作確認済み

  • Raspberry Pi 3 Model B+
  • Raspberry Pi 4

32bit版(通常)での動作のみ確認しています。

Java17をインストール

2022/3/30 追記

Java17がaptコマンドでインストールできるようなので、方法を紹介します。

こちらの方が数倍かんたんなので、まず試してみてください。

sudo apt install openjdk-17-jdk

うまくいかない方は下の手順にそって進めてください。

Java17をダウンロード

次のコマンドを実行します。

cd #ホームディレクトリに移動(大事)
wget https://cdn.azul.com/zulu-embedded/bin/zulu17.32.13-ca-jdk17.0.2-linux_aarch32hf.tar.gz

2022/3/31時点での最新バージョンをダウンロードしています。
新しいバージョンが公開された場合は、以下のサイトからダウンロードすることもできます。

Azul Downloads
Click here to download the Azul Zulu Builds of OpenJDK for Java 8, 11, 17, 21, 22 for Linux, Windows and macOS. Also download Azul Platform Prime.

ダウンロードしたファイルを解凍

下記のコマンドで解凍します。

tar -zxvf ダウンロードしたファイル名

先述の手順でダウンリードした方は、下記のコマンドで解凍できます。

tar -zxvf zulu17.32.13-ca-jdk17.0.2-linux_aarch32hf.tar.gz

ログがたくさん流れます。

Java17が使えるようにする(パスを通す)

.bashrcというファイルを編集します。

nano .bashrc

ファイルに以下を追記します。

export PATH="$HOME/zulu17.32.13-ca-jdk17.0.2-linux_aarch32hf/bin:$PATH"

zulu17.32.13-ca-jdk17.0.2-linux_aarch32hfはダウンロードしたファイルの.tar.gzを取った名前になります。

これでJava17が使えるようになったので、以下のコマンドで確認します。

java -version

Java17であることが確認できます。

openjdk version "17.0.2" 2022-01-18
OpenJDK Runtime Environment Zulu17.32+13-CA (build 17.0.2+8)
OpenJDK Server VM Zulu17.32+13-CA (build 17.0.2+8, mixed mode)

分からない・できないという方は、コメント、TwitterのDMからご気軽にお問い合わせください。

コメント

  1. 初心者 より:

    /home/ユーザー名/zulu17.32.13-ca-jdk17.0.2-linux_aarch32hf/bin/java: そのようなファイルやディレクトリはありません
    と出てしまうのですがどうしたらいいですか?

  2. しろくま しろくま より:

    ありがとうございます。
    記事に追加させていただきます。

  3. より:

    追記の部分ですが、sudo apt-get install openjdk-17-jdkとするとうまくいきました。

  4. しろくま しろくま より:

    記事を一部書き換え、分かりやすくしてみました。
    コマンドをコピペしてもう一度試してください。

    1 ファイルをダウンロード
    2 ファイルを解凍
    3 パスを通す
    こちらの手順でインストールをお願いします。

  5. しろくま しろくま より:

    質問の答えになっているか微妙で申し訳ないですが、Java17はapt installで簡単にインストールできるようです。以下のコマンドを実行してみてください。
    sudo apt insatll openjdk-17-jdk

  6. m より:

    そのようなファイルやディレクトリはありません。と出てしまいます…

  7. 名無し より:

    解凍まで、できましたが”コマンドが見つかりません”と出てjavaが使えません
    何かわかりますか?

    • しろくま しろくま より:

      パスがきちんと通っていないことが原因かと思われます。
      export PATH=/home/ユーザー名/解凍後のフォルダ名/bin:$PATH
      解凍後のフォルダ名は、lsコマンドで確認することができます。
      “PATH=”以降ののパスは、”bin”というフォルダまでの絶対パスでなければなりません。
      また、exportコマンドで通したパスは、再起動すると消えてしまいます。
      永続的にするには、”~/.bashrc”をいうファイルに上記のコマンド(’export’は含めない)を追記する必要があります。

      できればもう少し詳しく現状を教えてもらえると助かります。

      • 名無し より:

        なるほど、ありがとうございます
        なんとか導入できたので助かりました!

      • 小岩 輝 より:

        しろくまさま、お世話になります。
        息子の使用しているRaspberry Pi 400でMinecraft Java editionを使えるようにする方法を探して、しろくまさまにたどり着きました。

        さて、RaspberryPi400には、Pi Apps経由でMinetest MultiMCをインストールした後、ご説明の通り、”.bashrc”というファイルに追記して、現在Javaのヴァージョンが、”17.0.2” 2022-01-18となっています。

        しかし、MultMC5を起動すると、ログに”Minecraft 1.18 Pre Release 2 and above require the use of Java 17”と表示されて、残念ながらそれ以上進みません。

        Minecrafのエディションを1.19から1.18に落としても同様に起動できませんでした。

        もう一歩のところまで来ているように思うのですが、どこに原因があるのでしょうか。よろしくお願いいたします。

        • しろくま しろくま より:

          コメントの確認が出来ていませんでした。大変申し訳ありませんでした。

          MultMC5、Pi Appsの再インストールをしてみてはいかがでしょうか。

          また、エラーについて書かれた以下のサイトが参考になるかもしれません。
          ””
          「error: Minecraft 1.18 Pre Release 2 and above require the use of Java 17,but im using java 17 – bytemeta 」
          https://bytemeta.vip/repo/MultiMC/MultiMC5/issues/4494
          (海外サイトです)
          “”

          お力になれず申し訳ありません。
          恐れ入りますが、原因の特定のため小岩さまが参考にされたwebサイト等がありましたら、教えていただければ幸いです。